愛されるオシム

イビチャ・オシム日本代表監督が脳梗塞で倒れたニュースが日本のサッカー界を揺るがし、世界中に配信された。

ジェフサポにとっては、初タイトルを導くこととなる忘れられない恩人監督であるわけで、ジェフカラーの黄色にちなんで千羽鶴を折って回復をただただ祈るばかり。

ジーコ前監督からA代表チームを引き継ぎ、『考えて走るサッカー』をテーマに、その独特の風貌と、鋭い眼光、そしてウィットにとんだ一言一言。この監督を指揮官に2010年W杯を目指す!これがサッカー日本代表を応援するすべての人の願いだ。と、思う。

0-0の均衡が破られなかった延長戦が終わると、キッカーだけ指名してロッカールームに引きこもってしまうオシム監督は有名な話だ。愛読書『オシムの言葉』のエピローグにこんな一説が書かれていたので読み返してみた。

2005年11月5日、国立競技場ナビスコカップ決勝。

「監督の笑顔がみたいから――。僕らをここまで育ててくれた監督の喜ぶ顔がみたいから――。優勝したら少しは笑ってくれますよね?だから優勝したいんです。」

Pa0_0022 そう言って、豪快にPKをゴールに突き刺した男は、まさにオシムの申し子のひとり、元ジェフ千葉キャプテン、現浦和レッズの阿部勇樹だった。

 
偉大な監督は愛される監督でもある。一日も早い回復を願い、再びその雄姿を見せてほしいと切に願ってます。

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あれから1年・・・

いざドイツへと、意気込んで出かけたのが今から丁度一年前のお話です。

かのジーコジャパンが崖っぷちに立たされ、背水の陣で臨むブラジル戦。世界王者を相手に『窮鼠猫を噛む』勢いで先制ゴールの玉田の左足。前半34分まではドルトムントの奇跡を信じていた僕。

終わってみれば、大人と子供ぐらいの差があったブラジル戦(結果は1-4で負け)後に、中田ヒデがピッチの上で倒れこんだまま立てなかったのが、昨日のように思い出されます。

時は流れ、日本のサッカー代表チームはオシムジャパンに名前を替え、戦国のアジア杯に臨む体制作りに余念がありません。

サッカーを愛することができることに感謝します。

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代表ツインズ誕生

新生ニッポン代表が発表されましたが、我が愛するジェフ千葉から、佐藤勇人くんと羽生直剛くんが選出されました。二人ともあおめでとう!そしてオシム、ありがとう。黄色いユニフォームから青いユニフォームに替えて、彼らのプレーが見られるのかと思うと、今からすごく楽しみです。

【スタッフ】    
監   督 イビチャ オシム 【(財)日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ】
コーチ 大熊 清 【(財)日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ/FC東京】
コーチ 反町 康治 【(財)日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ】
フィジカルコーチ 里内 猛 【(財)日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ】
GKコーチ 加藤 好男 【(財)日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ】


【選  手】
No. 氏名     生年月日  身長  体重  所属

GK
 川口 能活   1975.08.15 179cm 78kg ジュビロ磐田
 山岸 範宏   1978.05.17 185cm 84kg 浦和レッズ

DF
 三都主     1977.07.20 178cm 69kg 浦和レッズ
  アレサンドロ
 坪井 慶介   1979.09.16 179cm 67kg 浦和レッズ
 加地  亮   1980.01.13  177cm  73kg  ガンバ大阪
 田中マルクス  1981.04.24 185cm 82kg 浦和レッズ
      闘莉王
 駒野 友一   1981.07.25 171cm 73kg サンフレッチェ広島

MF
 中村 直志   1979.01.27 175cm 70kg 名古屋グランパスエイト
 羽生 直剛   1979.12.22 167cm 63kg ジェフユナイテッド千葉
 遠藤 保仁   1980.01.28  178cm  75kg  ガンバ大阪
 鈴木 啓太   1981.07.08 177cm 67kg 浦和レッズ
 阿部 勇樹   1981.09.06 177cm 77kg ジェフユナイテッド千葉
 山瀬 功治   1981.09.22 173cm 70kg 横浜F・マリノス
 佐藤 勇人   1982.03.12 170cm 67kg ジェフユナイテッド千葉
 田中 隼磨   1982.07.31 174cm 64kg 横浜F・マリノス
 小林 大悟   1983.02.19 178cm 70kg 大宮アルディージャ
 長谷部 誠   1984.01.18 177cm 65kg 浦和レッズ

FW
 巻 誠一郎   1980.08.07 184cm 81kg ジェフユナイテッド千葉
 我那覇和樹   1980.09.26 182cm 77kg 川崎フロンターレ
 佐藤 寿人   1982.03.12 170cm 67kg サンフレッチェ広島
 田中 達也   1982.11.27 167cm 63kg 浦和レッズ
 坂田 大輔   1983.01.16 173cm 65kg 横浜F・マリノス
双子なので生年月日が一緒なのは当然だけど、見事なまでに身長と体重までが一緒なのは双子ならではでしょう。元々寿人もジェフユース出身なんだし、巻くんとも仲がいいから、阿部&羽生、そして巻との連携に勇人が絡んで最後は寿人がゴールを決めるなんて展開になれば、ジェフサポとしてはたまらないシーンになるでしょう。そしてオシムの小さなガッツポーズ!
16日のイエメン戦で、どのような先発メンバーを組んでくるのかオシム采配の腕の見せ所になるところでワクワクしますが、イエメンにどんな選手がいるのかによってメンバーを組み替えるいつものオシム流采配で、まぬけな協会と、うるさいマスコミを黙らせちゃってください!
頼むぜツインズ!

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ドイツ旅行記 完結編

ドイツW杯の総括

ワールドカップドイツ大会を振り返ってみて、僕なりに思うことを書いてみようと思います。

6/9開催国のドイツがミュンヘンワールドカップスタジアムに、北中米のコスタリカを向かえ、開幕しました。ここから一ヶ月間の熱い熱い戦いの火蓋が切って落とされました。

思い起こせば開催国のドイツとは、1974年当時は旧西ドイツであり、サッカーを始めた頃の少年だった僕は、初めて見たワールドカップに、まだ見ぬ夢を膨らましたのを遠い記憶に残しています。それだけにドイツで開催されるワールドカップには、どこか特別なものが無意識のうちにあったのかもしれません。

インターネットで、日本戦のチケットを中心にFIFA公認のチケットを応募しましたが、あまりにも高倍率の抽選にすべて外れで、現地観戦は無理かと思っているところに、幸運にもバウチャーチケット(ジーコジャパンが準決勝進出の際に観戦できるチケット)が当選。しばらくするとチケットが郵送されてきました。可能性は限りなく厳しいとはいえ、ゼロではないので、これでドイツ行きを決意する僕だったんです。そしてさらなる幸運が重なり、出国前に朗報が届きました。サッカー協会関係者の、いや、どちらかといえば幼馴染のコネで、現地にてブラジル戦のチケットも入手することができたのです。

ドルトムントのホテルで巻選手と握手したり、スタジアムでは三都主選手のお父さんとお母さんと写真を撮ったり、65,000人のサポーターの中の一人として、ワールドカップを心から楽しみました。前半34分の玉田選手のゴールまでは『ドルトムントの奇跡』を本気で信じていました。というのも、王者ブラジル相手に「マジでいけるぞこれは」と、根拠はないけどそう信じ込んで疑わない強気の自分が、それを信じきれずにいる不安感たっぷりの弱気の自分に言い聞かせている感じでした。

しかし、奇跡は起こせず、夢も破れ、惨めな敗戦に、その後、衝撃の引退宣言を発表する中田ヒデの倒れこんでいる姿が、まぶたの裏に焼きついて離れません。

歓喜のブラジジリアンサポーター達は、歌って踊ってまさに有頂天です。負けた僕等は惨めな敗北者で、これが世界のサッカーなんだ、これが本当のワールドカップなんだ。と、まるで袋叩きにでもあったかのように、弥が上にも思い知らされた気がします。

今回の滞在先はフランクフルトだったんですが、近くのパブリックビューイングで、予選リーグのアルゼンチン対オランダを見ましたが、町中がワールドカップ一色になり、サポーター同士が一触即発の状態になっているところなんかは、流石は強豪国サポーターであり、サッカーの歴史と文化が根付いていることを証明しています。

ドイツは食べ物も美味しく、気候もよく、観光も楽しめるので、いつかまた行きたいです。でもワールドカップにもサッカーにも関係ないときに、ゆっくりのんびりと行きたいですね。旅はそうあるべきですからね。

勝手にベスト3


僕の独断と偏見による今回のワールドカップで見た、部門別ランキングを選んで見ました。みなさんは、いかがでしたか?

ファインゴール部門

1.イングランド ジョーコール 予選リーグ スウェーデン戦

フランクフルトへのフライト中の試合だったので、ニュースで見たんですが、すごかったですね。

2.アルゼンチン ロドリゲス 決勝トーナメント メキシコ戦

胸トラップからのダイレクトボレーは、鮮やかな決勝点となりました。

3.ブラジル ロナウド 予選リーグ 日本戦の2得点目

振り向きざまから、放たれたボールはサイドネットを着き差します。これぞストライカーです。

ロングシュート部門

1.チェコ ロシツキー 予選リーグ アメリカ戦

今大会に多く見られたロング、ミドルのビューティフルゴールの数々。

2.ドイツ フリングス 予選リーグ コスタリカ戦

開幕戦であのゴールが打てるのは、本人もビックリでしょうね。

3.ポルトガル デコ 予選リーグ アンゴラ戦

つい、ふかしてしまいそうな体勢から、抑えて打ったボールはネットに突き刺さりました。

ヘディングシュート部門

1.チェコ コラー 予選リーグ イタリア戦

この後、怪我しちゃうコラーでしたね。

2.ドイツ クローゼ 決勝トーナメント アルゼンチン戦

起死回生のクローゼのゴール、2大会連続5得点は立派です。

3.スイス センデロス 予選リーグ 韓国戦

相手選手と激突して流血してました。かなり石頭と見ましたが・・・。

フリーキック部門

1.イングランド ベッカム 予選リーグ トリニダード・トバコ編

ビクトリアもビックリでした。

2.オランダ ファン・ペルシー 予選リーグ セルビア・モンテネグロ戦

次世代オランダ、強くなりそうです。

3.韓国 イ・チョンス 予選リーグ トーゴ戦

韓国サッカー界のなべやかん、フリーキックに磨きをかけてきました。

アシスト部門

1.イタリア ピルロ 決勝トーナメント ドイツ戦

グロッソへのノールックパスは決勝進出への勝利の架け橋だ!

2.ポルトガル フィーゴ 3位決定戦 ドイツ戦

3点取られてからの一矢報いたヌーノゴメスのヘディングシュートをピンポイントでセンタリング、カーンも取れずに舌を巻いてました。

3.アルゼンチン クレスポ 予選リーグ セルビア・モンテネグロ戦

伝説の29本のパスワークは圧巻です。

レッドカード部門

1.フランス ジダン 決勝戦 イタリア戦

世界中に物議を醸し出したジダンの退場劇は後世に語り継がれるでしょう。

2.イングランド ルーニー 決勝トーナメント ポルトガル戦

悪童がまたやっちゃいました。キレキレの(切れ味するどいという意味)ルーニーが見たかったんですが、悪い方にキレてしまいました。

3.ポルトガル デコ 決勝トーナメント オランダ戦

リスタートの際、ボールを手に持つ行為は、遅延行為として即座に警告の対象になりますが、デコはしらなかったのかなぁ・・・。

スーパーファインセーブ部門

1.日本 川口 予選リーグ クロアチア戦

スルナのPKを神がかりなスーパーファインセーブ。この人の神通力はまだまだ代表に必要です。

2.ドイツ カーン 3位決定戦 ポルトガル戦

デコの至近距離からのシュートを左手一本ではじき出す。

3.クロアチア シュワルツァー 予選リーグ ヒデのミドルを豪快にパンチング。

番外編部門

1.カーンとレーマンが、がっちり握手

決勝トーナメントのアルゼンチン戦でPK戦に入る前、レーマンに激励しに歩み寄り握手をかわしたカーンの表情には感動しました。

2.人種差別宣誓

準々決勝のイングランド対ポルトガル戦の時、ベッカムとフィーゴが人種差別についての誓いを宣誓しましたね。ワールドカップという大舞台で世界中の人が注目する中、平和を願い、スポーツマンシップのフェアプレー精神は、見ているほうも感動しますね。

3.審判の上川さんが、3位決定戦でナイスジャッジメント

上川さん、やってくれました。本当にゲームをナイスコントロールしていました。終了のホイッスルを吹いたあと、ホッとした表情は爽やかでした。

以上、勝手にベスト3でした!

シリーズ『ドイツ放浪記』読んでいただきありがとうございました。まとまりのないレポートも多々ございましたが、思い出深いドイツ旅行となりました。

さよならジャーマニー、ありがとうドイツ!

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ベルリンの夜にジダン散る!

イタリア対フランスの決勝戦。見ごたえのあるナイスゲームを期待していましたが、1-1で迎えた延長戦後半、イタリアのDFマテラッツィに、フランスのジダンが暴力行為を働き一発レッドで退場。決勝戦の好ゲームに水を差しました。自らの代表引退試合を、最悪の形で棒に振ってしまったジダンですが、その結果PK戦にもつれ込んでの敗戦。悔やんでも悔やみきれない失態です。よく戦っていたフランス代表メンバーが気の毒でなりません。PKを外したトレゼゲなんて、この世の終わりみたいな顔していました。本当に可愛そうでした。

後味の悪いフランスと比べ、アズーリは子供のように大はしゃぎです。カモラネージなんて、トレードマークのロン毛のポニーテールをピッチ上で斬髪式までしちゃってます。

これでワールドカップも終了です。長いようで短かった一ヶ月間は、僕等の記憶に刻まれて、幕を閉じました。

イタリア優勝おめでとう!

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ドイツ旅行記 その5

 奇跡は起こらず・・・

結果はご存知の通りの惨敗で、奇跡を起こすどころか、とても惨めな負けっぷりに、悔しくて悔しくて涙が止まりませんでした。王者ブラジルは主力選手を温存し、さらにはGKの交代までしてくる余裕を見せつけられました。前半34分の玉田のゴールまでは、本当に奇跡を夢見ていましたが、前半終了間際にロナウドに同点とされると、後半は完全にブラジルの華麗なるサッカーで、ドルトムントの奇跡は幻と終わってしまったのです。

Imgp4860 歓喜にあふれるセレソンと、興奮冷めやらないブラジリアンサポーターの雄叫びが響く中、両肩をがっくりと落としスタジアムを後にするのでした。

Imgp4853 スタジアムからドルトムント駅までは、緩やかな下り坂がしばらく続いているのですが、リオのカーニバルのダンサーが、サンバのリズムに合わせて踊っています。道路の脇にもドイツ人を含め、多くのブラジル人が大はしゃぎしています。時折、負け惜しみの言葉さえも出てこない青いシャツの僕等を見て、「ヘイ!ヤーパン、ヤーパン」と声を掛けてくるんですが、僕には「ニッポンハヨクヤッタヨ、ダッテブラジルカラ1テントッタジャナイカ」と聞こえてきて、何を言われても、慰めの言葉が余計に惨めな思いを膨らませるだけでした。とりあえず愛想よくしてみるものの、泣いた顔を無理やり笑顔に変えようとも、きっと引きつっていたに違いありません。

Imgp4862 応援したときに声を張り上げすぎたせいか、喉に痛みを感じていました。乾いた喉を潤すビールはブラジル人に買い占められて手に入りません。ようやく一本のビールを買うことができて、駅前の広場で寂しく残念会をやりました。同じサムライブルーを着ている日本人サポーターも、やはり落胆の表情は隠せないでいます。試合終了から約2時間半後、ようやくドルトムント駅からフランクフルト行きの列車が発車します。

ところが、行きのICEとは違い、列車の種類はどうみても鈍行列車です。案内標示板で何度も確かめましたが、間違いありません。しかもシートがとても小さく足も伸ばせずリクライニングもできません。おまけに少し寝ようかと思っても、同じ列車に居合わせた歓喜のブラジル人が、エアラッパを鳴らしながら大はしゃぎしています。プップププップー、プップー。

深夜1:25分発の列車は、フランクフルト駅に着いたのは朝の5時を回ったところでした。なんで、行きは2時間半で着くのに帰りは3時間48分もかかるんだ?と疑問に思うものの、疲れきった身体は思考回路まで麻痺させて、考える力がわいてきませんでした。よく考えてみると、各駅停車のように、止まる駅が多いのと、ルートを遠回りしているだけなんですけどね。

Imgp4865 翌朝(翌昼)、僕等の心中とは裏腹に、フランクフルトの空は晴れやかな朝を迎えていました。

つづく

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ドイツ旅行記 その4

 いざ、ドルトムント

Imgp4773 早起きして(と言っても7時半起きぐらいでしたが)、フランクフルトのホテルで朝食を済ませ、タクシーで駅に向かいました。フランクフルト駅の朝はビジネスマンの通勤ラッシュで、いつもと変わりない朝のようですが、この日は我らがジーコジャパンにとっては奇跡を起こす日であり、日本のサッカー界に歴史的な出来事として後世に語り継がれるだろう神話が起きる、ミラクルムーブメントデーになる日なのです。
と、この時僕は信じて疑いませんでした。「絶対奇跡は起きる、いや、起こすんだ・・・。」 
 

Imgp4785Imgp4779ドイツが誇る国営鉄道のICEに乗り、いざ、ドルトムントへ出発です。この列車、日本に例えるなら、新幹線のぞみのような快適な移動空間を提供してくれる、まさに『世界の車窓から』と同じだ!と、わくわくしてくる僕でした。
9:30分フランクフルト発ドルトムント行きは、始発から終点までで、その列車のたびは2時間30分で目的地に到着しいてしまいましたが、あまりの快適さにもっと乗っていたいと思わせるほどでした。

Imgp4788 ドルトムント中央駅はフランクフルト中央駅と比較すると、意外と小さな駅でしたが、駅前の広場には建物の壁一面にドルトムントのチームカラー黄色と黒の応援幕が飾られていました。帰国後に写真をよく見てから気がついたのですが、日本語で『心より歓迎いたします』と書いてあります。
駅前を通り過ぎるいくつかの車には、ブラジル人サポーターが箱乗り状態で身を乗り出し、国旗を振りながらクラクションを鳴らし続けます。この連中、質(たち)の悪い、まるでサッカー暴走族のようですが、ブラジル人もドイツ人もそれを見て文句を言う人もいないのは、やはりサッカーが文化として根付いているからなのでしょう。気後れしそうな僕も、負けちゃいられないと、手に持っているサムライブルーのフラッグを振りまくります。(^o^)/~

Imgp4789Imgp4790ドルトムントの町並を横目に、タクシーで日本サッカー協会ご一行様が滞在しているホテルへ向かいましたが、ドイツ人SPの警備が厳重で、青いシャツを着ている日本人はシャットアウトされます。
ホテルのロビーで幼馴染のNちゃんと待ち合わせ、チケットを受け取りユーロで支払いました。

その時、僕には思いがけない奇跡が起こりました。 

先発出場することになるジェフの巻選手が、打ち合わせのためロビーの一角で稲本選手と協会スタッフと話し合いをし始めました。そこを偶然通りかかった僕は、な、な、なんと巻選手に握手をしてもらっちゃいました。写真こそ撮ってもらえませんでしたが、試合前の緊張感で、精神的に張り詰めている選手の心中は、計り知れないはずなのに、巻選手は快く受け入れてくれました。この時、巻選手が先発するとは、まだ発表されていませんでしたが、思わず僕の口から出た言葉は、「今日頑張ってください、応援しています」だった。巻選手も「ありがとうございます」と小さいながらも優しさのある声で応えてくれて、僕はますます巻選手が好きになりました。

Imgp4793_1 ホテルの前には選手専用のバスが駐車してありました。『燃やせ!サムライ魂!!』とペイントされたバスはホテルからスタジアム、そして合宿先のボンまで、さらにはフランクフルトの空港までと、ドイツ国内の選手の足となり、すべての移動に使われているものです。
思わず記念に一枚と、シャッターを切りましたが、ホテル入り口ゲートのドイツ人SPに、目をつけられそうになり、そそくさと出口へ。それもそのはずで、ホテル入り口ゲートには沢山のサポーターが詰め掛けているではありませんか。僕は「なんであいつだけ中には入れるんだよ~」という眼差しを受けながらスタジアムへと歩みを進めるのでした。

Imgp4801 期間中の収容人数65,000人、MAXだと81,264人もの人が集まることのできる1974年の西ドイツW杯のために建設されたサッカー専用スタジアム、『ドルトムントスタジアム』が見えてきました。6/14にこのスタジアムで行われたドイツvsポーランドの試合の後で、両国のフーリガンが暴動を起こした事件が発生しましたが、そんな不安はこの時すっかり忘れていました。
ついに来たぞドルトムント!奇跡を起こすぞ~!
 

Imgp4810Imgp4812Imgp4815Imgp4818   

  

  

Imgp4808青と黄色に二分されたドルトムントに集結したサポーター、チケットゲートで手荷物検査を受け、中に入ります。
さすがはドイツ、スタジアムの規模がでかいです。見た目のピッチコンディションはとても美しく、奇跡を起こす舞台には申し分ない環境が整っていました。
「ヘイ、ジャポン、ジャポン」と言い寄ってくるブラジル人サポーターですが、みんなアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラやヴァンダレイ・シウバのように見えなくもないですが、決して恐いわけではなく、フレンドリーなヤツラです。これもジーコのおかげでしょうか?
入り口前で巻サポのカップルに出会いました。もちろんジェフサポです。力の限り応援することをお互いに誓い合い、握手して別れました。巻選手と握手したことを話しましたが、信じてもらえたでしょうか・・・。
 

Imgp4823Imgp4825  僕の席はカテゴリー1ですが、3階席です。しかし3階席と言っても、スタジアムは12階建てのビルに匹敵する高さがあるので、急勾配な階段で昇り降りするのは結構大変です。小さい子供もお年を召した方も沢山来れれていたましたが、みんなフーフー言って上って来てました。
 

Imgp48292 そんな中、見覚えのある方がいました。三都主のご両親です。テレビの番組でご両親のことを特番に取り上げていたので知っていました。母国ブラジルから日本に帰化し、日本人としてセレソンと戦う息子を、見守りに来ていました。とても優しく、一緒に写真を撮ってくれました。ご両親の愛息子に対する愛情は、国境に関係なく、まさに三都主サポとして心から応援しているのです。僕のアホ面がよりいっそう悪くなるほど、愛情に満ち溢れたいい表情のお二人でした。ちなみに女性は他人です。この方の撮った写真にも僕のアホ面が撮れてしまいスミマセンです。

Imgp4830Imgp4833  さあ、いよいよ選手が入ってきました。会場のボルテージは一気に盛り上がります。日本もブラジルもウォーミングアップに余念がありません。

Imgp4838 ウルトラニッポンのサポーターたちはゴール裏ではなく、3階席の、それもかなり後ろの方に陣取っていましたが、それもこれも作戦なのでしょうか?ドルトムントスタジアムに大きく響き渡り、こだまします。戦闘準備は整いました。ついにキックオフの時間です。さあ、いくぞニッポン!奇跡を起こすときが来たのだ~!

つづく

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ヒデ、やっぱりか・・・

Imgp4849 ブラジル戦の試合終了後、しばらくセンターサークルに仰向けで倒れこんでいるヒデが、3階席に座っていた僕からもよく見えました。
他の選手は控え室に戻る中、ヒデは泣きながら茫然自失の状態で立ち上げることができなかったのでしょうか?
僕には引退を覚悟したのではないかと、嫌な予感がしました。いや、僕だけでなく、少なくともドルトムントにいたサポーターにはそんな風に見えました。

出場停止で試合に出られなかったキャプテン宮本が慰めに歩み寄り、セリエAのパルマ時代の旧友でブラジル代表アドリアーノも心配して声を掛けに行きました。それでもヒデはしばらく立てませんでした。やはり引退を覚悟していたんですね。だから敗北の悔しさよりも、これまでのサッカー人生をすごいスピードで振り返っていたんでしょう。ヒデの目に映っていたドルトムントの夜空には、うるさいほどのブラジルのサンバのリズムがこだましていました。

思えば、ヒデがいなかったらフランスも日韓もドイツも、アトランタもシドニーも、みんなみんなありえなかったことでしょう。どこかの新聞だか週刊誌に、『イチローになれなかった中田』という見出しが出ていましたが、ヒデはヒデのままでいるべきで、イチローはイチローでいるべきで、ジャーナリストがイチローとヒデの共通点と相違点をリンクさせ、野球とサッカーのカリスマ選手を比較しながら面白がるのか?と思うと、戦う相手は強豪国とは別に、常に世の中の批判と背中合わせで戦い続けていることにもなるのだ。と、改めてプロ選手の強いハートに敬服しました。

ヒデのことだから、今後のサッカー人生はどのように送るのかプランがあるのでしょうが、サッカーじゃなくったって、青年実業家で食っていけるぐらいの人ですから、心配はしていません。しかし、2度とヒデの雄姿を、青いユニフォーム背番号7を、それ見ることができなくなるのは寂しい限りです。

あのドルトムントの夜空にむせぶ涙は、引退という大きな節目を覚悟したヒデの心の中を洗うために流したものでしょう。

辞めてほしくない気持がまだまだあるけど、言わなきゃいけないよね。ヒデ、お疲れ様でした。そして今まで本当に本当にありがとう。僕等はあなたの姿を忘れないし、あなたのおかげであなたを越える選手がきっと現れますよ、あなたが望んでいるように・・・。

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ドイツ旅行記 その3

 ライン川くだり半日ツアー

Imgp4733 フランクフルトでの短い滞在時間を有効活用しなければってことで、半日観光ツアーに出かけました。中世ヨーロッパの面影を残す数多くの古城を眺めながらの『ライン川くだり』がそれです。
フランクフルト駅前のオプショナルツアーの案内所に3時に集合し、バスに乗ってアウトバーンを走ること約1時間。船着場に到着です。ここから遊覧船でのんびりと川沿いに建つ古城を眺めながら、ドイツビールで喉を潤すわけです。

Imgp4740_1 しかし、それにしてもドイツ時間ですでに5時になるっていうのに、すごく暑いです。体感温度だと間違いなく30度以上です。湿度がないのでカラッとしていますが、かなり汗ばんできます。したがってこんな小瓶のビールでは、すぐに飲み干してしまう僕です。

 
060622_002420 半日観光ということで、手軽に参加できるので人気があるツアーらしいですが、W杯の影響か、日本人観光客も結構沢山の人が参加していました。
遊覧船に揺られながら川をくだるんですが、よく見てみると川の流れは船の進行方向に反して流れていってます。これでじゃ、川くだりというより、川登りではないでしょうか?ま、細かいことにはこだわらないのがドイツ人なんでしょうね。

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川の両側の距離は短く数十メートルから、ながくても200m~300mくらいでしょうか、深さも浅いらしく、船が走れるのは川の中央の深いところだけです。
のんびりと古城を眺めながら、風を切って走る船の甲板はとても気持がよかったです。ブドウ畑が一面にひろがっていますが、日本の段々畑のような平地に耕したところはなく、あくまでも山の斜面に忠実にブドウの樹がなっています。たぶん収穫の時期には大変な苦労があるのではないかと、容易に想像ができました。

Imgp4758船着場に到着し、ツアー客はここでお食事タイムです。 フライドポテトにフライドチキン、ワインも飲ませてもらいましたが、写真撮るの忘れてました   ( ̄ε ̄〃)b
それにしても、この明るさでもう7時です。気温もまだまだ高く暑いです。

Imgp4765_1Imgp4766いくつものホテルやペンションが立ち並び、どれもこれもまるでおとぎの国にでてくるかのような、可愛らしい造りです。ライン川以外にここにはなにもないので、このホテルに泊まる人は、本当にのんびりしに来る人でしょうね。

しつこいようですが、まもなく8時だってのにかなり暑いです。

これで半日観光のライン川くだりは終わりです。このあと、バスに乗ってフランクフルトの駅で解散となりました。このツアーで、九州からこられていた大学生の男の子と、彼の伯父さんの二人連れと知り合いましたが、ニュルンベルグでクロアチア戦を観ていたそうです。そしてやはり翌日はドルトムントへ行くんだそうで、熱血サポーターが日本中から訪れていることを改めて実感するのでした。

つづく 

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ドイツ旅行記 その2

 フランクフルトの町並

060621_144137_2 空港から入国審査を経て、タクシーでホテルへ向かったんですが、アウトバーン初体験に、少々ビビりました。比較的若いタクシーの運ちゃんでしたが、ニッポン人観光客と見るや否や、これでもか!ってくらいにアクセル全快で飛ばすんですよ。ドイツ人にはいつものことのようですが、合流レーンで、大型トレーラーと肩を並べるように並走した時は僕の視線上にトレーラーのタイヤが・・・。この時すでに時速160km/hぐらいでしたが、平気で片手運転しています。「お前はシューマッハか?」とツッコミを入れたくなる僕でした。現在アウトバーンはドイツ国内のハイウェイとして、いくら乗っても無料の高速道路ですが、もともとは1930年代にナチスドイツ軍のヒトラーによって建設され、当時は戦車が走っていたんだそうです。東京の首都高なんて、先払いでお金払った瞬間から大渋滞してるんだから、それに比べると、今となってはヒトラーはいいものを造ったって事でしょうか。

Imgp4708_1 フランクフルト中央駅です。ここには地下鉄、路面電車、路線バスなど、この駅から数々の交通網が牽かれています。タクシー乗り場にも相当の数のタクシーが並んでいました。この日はフランクフルトのスタジアムで、死のグループといわれたC組のアルゼンチンvsオランダの試合があるので、朝からドイツ警察も警戒態勢を厳重にしているようでした。

Imgp4706_2Images1 フランクフルトの街を歩いていると、古い建物と新しい建物が、折り重なるように立ち並んでいることに気がつきます。 フランクフルトといえば、ご存知アルプスの少女ハイジにでてくる「クララ」の住む町で有名ですが、確かクララのお家もこんな感じでしたよね。Map4_1しかし、この街はバイアフリーにもなっていませんで、車椅子のクララは相当苦労したでしょうに。遠くに見えるのは未来少年コナンのインダストリアでしょうか・・・。

Imgp4716Imgp4719Imgp4723_1 近代的なミラー壁のビルに写るヨーロピアンスタイルの古い建物が印象的です。
メルセデスベンツの販売店には、中にカフェがありましたが、ベンツオーナー専用でしょうか?近づきがたい雰囲気のカフェです。   
高層ビルにはカカ、バラック、メッシと、各国の有力選手が飾られています。スポンサーはもちろんadidasです。

 オレンジとストライプ

Dcf_0006Dcf_0008  お昼近くなってくると、そこらじゅうに現れはじめたのがオランダサポーターとアルゼンチンサポーターです。死のグループと称されたC組でしたが、この時点ですでにオランダもアルゼンチンも決勝トーナメント進出は決めていたので、極めてフレンドリーな感じでしたが、両国ともに伝統とプライドがあり、負けは許されません。フランクフルトに一触即発の空気が漂ったことは言うまでもありません。

Imgp4726Imgp4725Imgp4728そんな中、腹が減ってはなんとやら・・・ってことで、オランダ人、アルゼンチン人、に混じって、ドイツ人のソーセージ職人が作る本家本元の炭火焼フランクフルトソーセージをニッポン人の僕もいただきました。
一口食べてからシャッターを押したので、歯型がついちゃってますが、やわらかくて香ばしくて深みがある。そんな味わいのフランクフルトソーセージは、世界中どこを探しても、ここにしかありません。

結局この日の試合はスコアレスのドローゲームに終わり、得失点差でアルゼンチンが1位オランダが2位と決まったわけですが、おかげで、勝ちも負けもなかったことで、どちらのサポーターも大人しく夜を過ごしてくれたようです。

つづく

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ドイツ旅行記 その1

Imgp4696 6/20(火)朝、自宅からスーツケースを持ち、ウエストバックを腰に巻きつけた僕は、胸高らかに躍る気持で足軽に家を出ました。
成田発のタイ航空ボーイング747は、順調にトランジット先のバンコクへと飛び立ち、空から眺める絵は、まさに奇跡への序章に相応しい眺めだったのです。

Imgp4700 バンコクで乗り継ぎ、フランクフルト行きの便に乗り換えるのですが、ここにはアジア諸国からのドイツ入りする人々が多く乗り継いできました。韓国、中国はもちろん、あのサッカルーズのオーストラリア人までいます。すでに成田から6時間近くフライトしてきた僕は、この後さらに12時間のフライトに先が思いやられる気持でした。ドイツ対エクアドルの試合をバンコクの空港を見ることができましたが、多くの人種が小さなテレビの前に集まってきて、アジア系、アラブ系、ヨーロッパ系のそれぞれの人が、試合の攻防に見入っています。日本でもなくドイツでもない地で、ワールドカップが世界規模であることを改めて体験しました。

060620_180925_1 道中のお楽しみはなんといっても機内食です。タイの民族衣装に身をまとったフライトアテンダントの女性が、エキゾチックな食事を出してくれました。
タイ風ヌードルにパプリカの炒め物、山菜のおひたしときのこの煮物、茶そばにパン、デザートにティラミス、飲み物は赤ワインをオーダー。いったいどこの国の料理を食べているのか胃袋はびっくりですが、なかなか美味しかったです。隣に座った韓国人の男性は、ほとんど残していましたが、キムチでもだしてあげればいいのにと、余計な心配をしていまいました。

Imgp4703_2 ようやくフランクフルト空港に到着です。途中で仮眠を取りましたが、何度も何度も目が覚めて時計を見るたびに、まだあと5時間とか、まだあと3時間とか、文明の力が進む時代だというのに、フライト時間だけは昔から短縮できないのはなぜなんだろうと、その長い距離を、その長い時間で実感するのでした。着陸する前に窓から見えたフランクフルトスタジアム(コメルツバンク・アレーナ)です。一気にドイツ入りした実感が湧いてきます。待っててねクララ。待ってろよフランクフルト!

つづく

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帰国しました

ドイツワールドカップ開催地ドルトムントでの奇跡を信じて、旅立った僕ですが、現地では王者ブラジルに叩きのめされました。久しぶりにパソコンの前に座りましたが、傷心旅行と称してトランジット先のバンコクに立ち寄ったりして、ちょっと疲れているのと、あのドルトムントでブラジルとガーナの一戦が始まっちゃったので、明日以降にしたいと思います。 お楽しみに・・・

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さようならジャーマニー

さようなジャーマニー

フランクフルト国際空港を飛び立ち、ドイツをあとにしました。ホテルから空港まで送ってくれたタクシーの運ちゃんが、話しかけてきました。
「アーユーヤーパン?アイムクロアチアン」
お互いに予選敗退した同士、傷の舐め合い話になるところですが、気さくな青年ドライバーは笑顔で答えてくれました。誰かに似てるな、と思いつつもその時は思いだせなかったんですが、今思うとミルコクロコップ似の運ちゃんでした。

というわけで、ドイツを出国した僕ですが…

ただいまタイに着きました。
雨季のバンコクは湿気が多く、ムンムンします。ドイツの陽気とはまるで違いますが、ドルトムントでのショックを癒すために傷心旅行として、ゴルフでも楽しんできます。

それにしても、渋滞がひどい社会問題となってますが、これもやはり「万国共通」のようです。
ちなみに僕は「バンコク今日着く」でした(^-^)v

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ナカっタことにして

ナカっタことにして

日本のスポーツ新聞を読んでいないので、また、日本のテレビのニュースも見ていないので、マスコミがどんな扱いをしているのかわかりませんが、海外メディアはヒデの試合終了後のシーンを、重く受け止めていたようです。

東スポあたりじゃ、ナカっタことにしてなんて駄洒落の見出しに使いそうですが…。

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おらぁしんのすけ

おらぁしんのすけ

驚いた事に、くれよんしんちゃんのドイツ版をテレビで目撃しました。

ヒアリングがまったくダメな僕なので、何を一方言ってるのかわかりませんが、絵を見ていると確かにいつものしんちゃんです。いつものしんちゃんと言っても、いつもしんちゃんを見てるわけじゃないですよ。ヾ(^_^;
ドイツの子供が、好んでクレヨンしんちゃんを見てるとしたら、ドイツの教育ママ連盟からの苦情が殺到しそうですが、日本のアニメ界の発展という角度で物を見れば、それもありかな、とも思います。

ぞ〜さん、ぞ〜さんのセリフは、担当の声優さんの苦労が、垣間見れますね。

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万国共通

万国共通

ドイツ国内では、自動車の通行は右側です。つまり日本とは逆なので、タクシーに乗り走っているとどうしても違和感があります。
しかし、この国が世界に誇る自動車産業はとてつもない車社会を作り上げています。
メルセデスベンツにBMWを筆頭に、アウディ、オペル、フォルクスワーゲンなど、いずれも高級車のブランドに恥じない性能を持っています。トヨタやニッサンが走って無いわけじゃ無いのですが、そのほとんどが国産車、つまりここではドイツ車ということになるのです。
現に何度も移動で使っていたタクシーはすべてベンツでした。タクシーとはいえ、運転手つきのベンツに毎日乗るとは、花輪くんになった気分です。

ところが…

アウトバーンのような快適なハイウェイがある一方で、駐車場などというものが、まるで見当たりません。ではみんなどうしているかというと、こんな感じで歩道に乗り上げてます。車道に止めてる違法駐車は即座にレッカーされるそうですが、歩道に止めてる車には暗黙の了解があるようです。

まったくアバウトなお国柄ですが、違法駐車における社会問題は万国共通のようです。

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ユーロ

ユーロ

ドイツに限らず、欧州ではユーロという通貨が活用されていますが、ユーロはおろか、ヨーロッパ旅行自体初体験の僕は、ちょっとユーロ札に戸惑いを感じています。
とユーロも、いや失敬、というのも、そもそも物価が決して安くないドイツなのですが、事ある度にお金を払うことが多いです。

ライン川くだりの半日観光ツアーでは、65∈も払ったのに、ランチタイムの飲み物を「何になさいますか?」と聞かれ、「赤ワイン」と答えたのに白ワインが出され、まぁいいやと飲んだ後に「飲み物代は別にいただきます」とのこと。日本のお冷やに当たるウォーターをお願いしたので、ちゃっかり「ミネラルウォーター代もいただきます」ときました。
「なんだかなぁ…」と思いつつも「ま、ドイツなんだし、しょうがないか」と払うのですが、ユーロ札が子供のおもちゃみたいなお札なもんだから、いまいち貨幣価値が掴めません。

グローバルな感覚を身につけるにはなかなか大変です。

PS/みなさんからのコメント、ありがたく読ませていただいてます。なかなか返信返せませんが、ご堪忍下さいネ(*'-^)-☆

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ブラジ〜ル!

ブラジ〜ル!

奇跡は起こらず、敗戦の苦汁をなめさせられたニッポンですが、一夜明けたドイツの朝は爽やかな陽気につつまれています。
昨夜、試合の後、センターサークル付近にしばらくの間倒れこんでいたヒデが印象的でした。

リオデジャネイロのカーニバルがドルトムントの夜に舞いました。それを見た僕は参りました。

ドイツもブラジルも、サッカーが文化として完全に根付いています。国民性の問題かもしれませんが、日本と比較すると、まだまだサッカーが文化として受け止めるナショナリズムみたいなものが足りない気がします。

それを肌で感じる事ができた事は、ドルトムントまで来た甲斐があったというものです。

巻選手の先発出場は、サプライズを無駄にしなかったジーコに感謝しなきゃと思います。
その巻選手と握手をしてもらった僕ですが、スタジアムでは三都主選手の両親に会いました。一緒に写真を撮ったので、帰国したらマイフォトにアルバムでも作ろうかと思います。

お父さんお母さん、今まであなたの息子さんを通訳呼ばわりした僕をどうか許して下さい。と、言おうと思ったんですが、でてきたセリフは「オブリガード」で、それでもボディランゲージでなんとなくわかってくれてるようでした。とにかく笑顔の素敵な三都主選手の両親でした。

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